日本予防医学会

日本予防医学会について

理事長・副理事長挨拶

理事長挨拶

めざましい医学の進歩とともに、世界に類を見ない医療保険制度に支えられ、我が国は世界有数の長寿国となりました。しかしながら、皮肉にも現在日本の最難課題は、超高齢化社会の到来と、それに伴う、留まることをしらない医療費の高騰です。
寿命は延びましたが、「栄養過多、生活様式の乱れ、栄養素摂取の不均衡と欠乏、化学物質汚染、日常運動量の低下、ストレスや慢性疲労の増大等々」が原因である生活習慣病の罹患率と、生活習慣病による死亡者数の割合は増加し続けております。
国民の健康寿命を延ばし、「元気な中高年社会」を実現するためには、生活に密着した予防医学・予防医療の確立と普及・啓蒙が重要であるとの認識は、すでに医療人の間ではコンセンサスを得ております。また、疾病予防や健康増進のかけ声のもと、国民の健康志向は高まる一方にもかかわらず、どうしても成果が得られないのが現状です。わが国だけの課題ではありません。頭では理解していても、実行を伴えないのがストレスフル社会の現代人です。
私ども一般社団法人「日本予防医学会」は、代替医療を含む包括的な予防医学・予防医療の学問の発展だけでなく、予防医療の普及のためのシステム構築と、疾病予防や、慢性疾患管理において、「栄養、運動、メンタル等幅広い領域」で専門的、かつ、きめ細やかな個人指導を提供できる人材育成を目指します。 予防医療の社会貢献のために、ぜひ皆様のご参加とご支援を宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人日本予防医学会
 理事長 池口 惠觀

副理事長挨拶

2012年6月、厚生労働省は、「日本人の健康寿命は男性で70.42歳、女性で73.62歳(2010年の統計)」と発表しました。健康寿命と平均寿命との差は男性で9.22年、女性で12.77年。日本人の長寿の実態は、不健康なまま生かされている寝たきり等の要介護状態の長さに表れています。この格差を縮めるために、いま求められているものは、現代医療の「病気の治療」という領域をとびこえた、健康であり続けるための「病気の予防」に真摯に取り組む医療職、研究職です。われわれは「病気のプロ」から、「健康のプロ」にならなければいけません。
日本予防医学会の使命は医療費抑制につながる「国民の健康寿命の延長」のための予防医学・予防医療の研究です。生活に密着した健康指標作り。運動、栄養(サプリメント、健康食品)、その他代替医療の疾病予防効果の科学的検証。予防医学情報を広く発信する啓蒙事業の展開などを目指します。
なお平成15年に発足した本学会は、本年度さらなる発展のため一般社団法人に移行しましたことをご報告いたします。今後とも皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人日本予防医学会
 副理事長 荻野景規